アフターケアの大切さ国際援助

2005年01月06日

沙中の回廊−宮城谷昌光

沙中の回廊
中々面白かった。
古代中国の歴史小説だっていうのに、まるでドラマをテレビで見てるかのように読めるのはなんでだろう。
大体3000年近く前の話をここまで生き生き書けるのは本当にすごい。
司馬遼太郎も宮城谷昌光も、一度読者を引っ張りこむと捕らえて話さない魅力がある作家だと思う。
読み出すと2,3時間平気でとまらなくなってしまう。
国名、人名等非常に覚えづらかったけど、そんなの気にならないうちに終わった。

信、義とはなにか。
徳とはどういうことなのか。
主人公の士会はそれを体現する。

『孟嘗君』の時ほど感動したり泣いたりしなかったけど、とても楽しく読めました。

nao_hiko_ at 17:36│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
アフターケアの大切さ国際援助