2005年02月
2005年02月28日
仕事としてのM&A
今回のライブドアとニッポン放送・フジテレビの経営権争奪合戦はいろんな意味で刺激になった。
表立って出てはこないけれど、彼らを裏で支えているのは投資銀行だ。
債券を引き受けたり、株式取得についてアドバイスをしたり、新株予約権を発行させたり、発行差し止めの提訴を提言したり。
いかに的確なアドバイスをし、クライアントに有利なM&Aを達成するか。
M&Aは水物で債券引き受けのような着実性はないけれど、やっぱり惹かれる。
M&Aでは多くの場合、まさに会社の命運がかかってる。
つまり修羅場なわけです。
そういう死線をクライアントと一緒に乗り越えるような仕事ってすごく大変だろう。
だけどその死線を一つくぐるたびに大きく成長できるような気がする。
そりゃあハードワークなわけだ。
ファーストキャリアでこういう仕事をするのはすごくエキサイティングだなぁ。
M&A市場はまだまだこれからだしね。
そのためには待っててもだめ。
自分からたくさん勉強をして。
アピールをして。
どんどん攻めていかないと!
がんばるぞーーーー
表立って出てはこないけれど、彼らを裏で支えているのは投資銀行だ。
債券を引き受けたり、株式取得についてアドバイスをしたり、新株予約権を発行させたり、発行差し止めの提訴を提言したり。
いかに的確なアドバイスをし、クライアントに有利なM&Aを達成するか。
M&Aは水物で債券引き受けのような着実性はないけれど、やっぱり惹かれる。
M&Aでは多くの場合、まさに会社の命運がかかってる。
つまり修羅場なわけです。
そういう死線をクライアントと一緒に乗り越えるような仕事ってすごく大変だろう。
だけどその死線を一つくぐるたびに大きく成長できるような気がする。
そりゃあハードワークなわけだ。
ファーストキャリアでこういう仕事をするのはすごくエキサイティングだなぁ。
M&A市場はまだまだこれからだしね。
そのためには待っててもだめ。
自分からたくさん勉強をして。
アピールをして。
どんどん攻めていかないと!
がんばるぞーーーー
2005年02月25日
フジさん、それでいいんですか?
ニッポン放送がフジテレビに新株予約権の発行を決めました。
簡単に説明するとフジテレビはニッポン放送に新たな株式を発行させてそれを独占的に買い取る権利をニッポン放送に発行してもらったってことです。
これに対してライブドアは仮処分申請を東京地裁にしました。
これについて。
今までの双方のやり方には客観的に見て、報道の問題やフジテレビ側の態度がちょっとないなーってのと、ライブドアの株取得がTOBを用いず時間外取引で取得したのはどうなの?とは思ったけれど、今回のフジの打った手は酷いね。
かなり強引で汚い。
新株予約権の発行のそもそもの目的は資金調達であるべきで、ニッポン放送は一応「スタジオ制作費」っていう理由はつけているけど、経営権の争奪が目的なのは明白。
それでもって「ライブドアの子会社化すると株主価値が大幅に損なわれる」というのを理由に新株予約権発行の正当性を主張しているけど、意味わからなすぎ。
3段階ぐらい議論が飛躍してる。
大体ライブドアがニッポン放送を子会社化するのは単にフジテレビとニッポン放送が好まないってだけで、それと株主価値との関連性については冷静なコメントがされていない。
ライブドア側の姿勢も、子会社化後、価値をある程度高めた上で売り飛ばしたりするわけじゃなくて、あくまでビジネス上で相乗効果があるとして買収工作を進めている以上、まだ買収もされていないのに株主価値が損なわれるなんてことは誰にも言えないはず。
インターネットと既存のメディアの融合には多くのビジネスチャンスがあるし、将来的にこの市場は間違いなく大きくなる。
にもかかわらず、あくまでフジグループがそうなってほしいってだけなのに、それをあたかも自明の理みたいにして主張する姿は結構見苦しい。
司法の抜け穴を利用した姑息な手段だ。
それに新株予約権の発行をフジに限定して行うのは、ライブドア以外の株主に対しても失礼なのをちゃんとわかっているんだろうか。
例えば今までニッポン放送に対して10の議決権を持っていた株主は、今後7の議決権しか持てないんですよ。
100万円配当をもらっていたら、70万円しかもらえなくなっちゃうんですよ。
それを正当化できるだけの理由だと本当に思っているのか。
いや思ってないし、それを知りながらやっているでしょう。
大体フジグループは資本力も社会的地位もライブドアの比じゃない。
この買収合戦にしたって、フジグループの有利はゆるぐものでもないのにこの手を打つか。
自分たちに正当性を主張するなら正々堂々戦いなよ。
別に冷静になれば普通に勝てますよ。
それを相手が時間外取引で買収工作をするなら、うちも新株予約権だ!なんてのは、汚い手に対してさらに汚い手で対抗するようなもんだ。
見ていて情けない。
日枝さん、ライブドアの仮申請に「堂々と受けて立つ」って言ってるけど、あなたが行った行為はそもそも堂々と人に語れるようなことではないですよ。
フジテレビがメディアってことで報道から優遇されているけど、普通の企業が同じことをやったら「姑息」って言われるようなことなんですよ。
あーあーかっこ悪いなぁ。
「金の世界にもルールがあるんじゃないか」って主張してた人が打つ手がこれじゃあなぁ。
ようはあれでしょ?
結局自分の既得権益を守りたいのでしょう。
もしくはライブドアなんて輩に会社を取られるなんてプライドが許さないのでしょう。
かっこいいこと言ってても結局そんなもんかー
蛇足だけどライブドアのアドバイザーはきっとリーマンだよね。
フジグループにはどこの証券会社がついてるんだ?
これで日系の大御所証券会社とかが後ろについてたんだとしたらほんとに日本の未来は暗いぞ。
防衛対策としての新株予約権発行について
簡単に説明するとフジテレビはニッポン放送に新たな株式を発行させてそれを独占的に買い取る権利をニッポン放送に発行してもらったってことです。
これに対してライブドアは仮処分申請を東京地裁にしました。
これについて。
今までの双方のやり方には客観的に見て、報道の問題やフジテレビ側の態度がちょっとないなーってのと、ライブドアの株取得がTOBを用いず時間外取引で取得したのはどうなの?とは思ったけれど、今回のフジの打った手は酷いね。
かなり強引で汚い。
新株予約権の発行のそもそもの目的は資金調達であるべきで、ニッポン放送は一応「スタジオ制作費」っていう理由はつけているけど、経営権の争奪が目的なのは明白。
それでもって「ライブドアの子会社化すると株主価値が大幅に損なわれる」というのを理由に新株予約権発行の正当性を主張しているけど、意味わからなすぎ。
3段階ぐらい議論が飛躍してる。
大体ライブドアがニッポン放送を子会社化するのは単にフジテレビとニッポン放送が好まないってだけで、それと株主価値との関連性については冷静なコメントがされていない。
ライブドア側の姿勢も、子会社化後、価値をある程度高めた上で売り飛ばしたりするわけじゃなくて、あくまでビジネス上で相乗効果があるとして買収工作を進めている以上、まだ買収もされていないのに株主価値が損なわれるなんてことは誰にも言えないはず。
インターネットと既存のメディアの融合には多くのビジネスチャンスがあるし、将来的にこの市場は間違いなく大きくなる。
にもかかわらず、あくまでフジグループがそうなってほしいってだけなのに、それをあたかも自明の理みたいにして主張する姿は結構見苦しい。
司法の抜け穴を利用した姑息な手段だ。
それに新株予約権の発行をフジに限定して行うのは、ライブドア以外の株主に対しても失礼なのをちゃんとわかっているんだろうか。
例えば今までニッポン放送に対して10の議決権を持っていた株主は、今後7の議決権しか持てないんですよ。
100万円配当をもらっていたら、70万円しかもらえなくなっちゃうんですよ。
それを正当化できるだけの理由だと本当に思っているのか。
いや思ってないし、それを知りながらやっているでしょう。
大体フジグループは資本力も社会的地位もライブドアの比じゃない。
この買収合戦にしたって、フジグループの有利はゆるぐものでもないのにこの手を打つか。
自分たちに正当性を主張するなら正々堂々戦いなよ。
別に冷静になれば普通に勝てますよ。
それを相手が時間外取引で買収工作をするなら、うちも新株予約権だ!なんてのは、汚い手に対してさらに汚い手で対抗するようなもんだ。
見ていて情けない。
日枝さん、ライブドアの仮申請に「堂々と受けて立つ」って言ってるけど、あなたが行った行為はそもそも堂々と人に語れるようなことではないですよ。
フジテレビがメディアってことで報道から優遇されているけど、普通の企業が同じことをやったら「姑息」って言われるようなことなんですよ。
あーあーかっこ悪いなぁ。
「金の世界にもルールがあるんじゃないか」って主張してた人が打つ手がこれじゃあなぁ。
ようはあれでしょ?
結局自分の既得権益を守りたいのでしょう。
もしくはライブドアなんて輩に会社を取られるなんてプライドが許さないのでしょう。
かっこいいこと言ってても結局そんなもんかー
蛇足だけどライブドアのアドバイザーはきっとリーマンだよね。
フジグループにはどこの証券会社がついてるんだ?
これで日系の大御所証券会社とかが後ろについてたんだとしたらほんとに日本の未来は暗いぞ。
防衛対策としての新株予約権発行について
2005年02月22日
証券とは
証券外務員一種を無事に取得致しました。
ちなみに取得日は2月22日ってことでなんとなく嬉しいw
いやいやそれにしても。
よくもまぁこんなに知らなくてこの会社受けたなぁと今更ながらに思う。
本当に何にも知らなかったということが勉強してよくわかった。
大体証券ってどんな券?くらいわからなかったものね。
債権と債券は同じモノだと思ってたし。
今になってようやくなんとなーくわかるような気がしてきたw
ちなみに証券外務員とは証券会社で働く人、証券業務を扱う人はみんな取らないといけない資格なんです。
株や債券、証券取引法といった証券絡みの話と共に会社法とか財務分析の基礎とか税務とか(一種は先物+オプション)を広くうすーく勉強するわけです。
証券業協会が作っている教科書は1000ページ以上あるけれど、市販の問題集を使えば割と楽に取れる。
もう3月で学生という身分が終わり、社会人になるわけです。
最近気づいたけど、学生の頃より社会人になってからのほうが勉強すること山盛りだーw
本当にいろんなことを勉強しなきゃいけない。
大体同僚には弁護士や会計士、税理士の資格を持った人もいるのだから、彼らが資格を取るのにした勉強と同等以上は勉強しないと勝てないよね。
彼らは既にそれだけの専門性を持っているわけだから。
その上でドンって勝負するわけです。
あーなんかわくわくするなぁ
勉強するのがわくわくするのはいい傾向★
いろいろ吸収しまくってすくすく育つぞー
光合成光合成!
ちなみに取得日は2月22日ってことでなんとなく嬉しいw
いやいやそれにしても。
よくもまぁこんなに知らなくてこの会社受けたなぁと今更ながらに思う。
本当に何にも知らなかったということが勉強してよくわかった。
大体証券ってどんな券?くらいわからなかったものね。
債権と債券は同じモノだと思ってたし。
今になってようやくなんとなーくわかるような気がしてきたw
ちなみに証券外務員とは証券会社で働く人、証券業務を扱う人はみんな取らないといけない資格なんです。
株や債券、証券取引法といった証券絡みの話と共に会社法とか財務分析の基礎とか税務とか(一種は先物+オプション)を広くうすーく勉強するわけです。
証券業協会が作っている教科書は1000ページ以上あるけれど、市販の問題集を使えば割と楽に取れる。
もう3月で学生という身分が終わり、社会人になるわけです。
最近気づいたけど、学生の頃より社会人になってからのほうが勉強すること山盛りだーw
本当にいろんなことを勉強しなきゃいけない。
大体同僚には弁護士や会計士、税理士の資格を持った人もいるのだから、彼らが資格を取るのにした勉強と同等以上は勉強しないと勝てないよね。
彼らは既にそれだけの専門性を持っているわけだから。
その上でドンって勝負するわけです。
あーなんかわくわくするなぁ
勉強するのがわくわくするのはいい傾向★
いろいろ吸収しまくってすくすく育つぞー
光合成光合成!
2005年02月17日
ほりえもんのニッポン放送買収”劇”
主演:ほりえもん、日枝会長
演出:テレビ会社各社
今回の買収騒動はテレビ会社の放送が特に鼻につく。
「攻めるライブドア、守るフジテレビ」だの「ライブドア、フジテレビ支配の戦略」。
ライブドアはお金主義でフジテレビは人情主義。
傲慢な堀江社長といいおじいちゃん日枝会長。
あげくの果てに、放送される堀江社長の手にはライフルが・・・
なんじゃそりゃ。
大体ライブドアは別に敵対的買収とは言え、フジテレビを牛耳る・支配するような姿勢は見せていない。
ライブドアのビジネスポートフォリオを考慮してみても、マスメディアに次のビジネスチャンスを見出すのはなんら不思議ではないし、ましてフジテレビに対して敵対的な提案を持ちかけたわけでもない。
現在多くの企業が敵対的買収を含め、M&Aを重要な戦略として位置づけているが、この例よりも敵意のある買収工作なんて腐るほどあるだろうに。
そもそもテレビ会社は株式公開をするということを甘く見ている、というかちゃんと考えたことがあるんだろうか。
株式を公開するということは、資金の獲得チャンス増大や知名度、信頼性の向上といった面ばかりがあるわけじゃない。
株式を公開するということは、会社の所有権を分割して他人に譲る行為に他ならない。
当然自分勝手な経営はできないし、他社から経営に口を挟まれることは当たり前のようにある。
そこには「人情」なんて言ってられない厳しさが厳然として存在することをちゃんと心得ているのだろうか。
それが嫌ならそもそも株式公開なんてしなければいい。
未公開企業だって成功している会社はいくらでもある。
サントリー、富士ゼロックス、竹中工務店、朝日新聞・・・。
ビジネスにも人情は必要だと思う。
でも会社、仮にも公開企業を経営する責任者がそれを安易に口にしたり、言い訳にしてはだめだ。
そしてそれらを餌にしつつ、保身という下心が見え隠れするテレビ会社各社の報道は見苦しすぎてしょうがない。
ほりえもんは冷静に見れば「善良な企業に牙を剥く悪魔」じゃなくてむしろ「既得権益を守ろうとする旧体質と戦う若き青年」。
彼を否定するなら、日本企業が世界で戦うなんてちゃんちゃらおかしいよ。
参考までに↓
Zatsubun Blog
演出:テレビ会社各社
今回の買収騒動はテレビ会社の放送が特に鼻につく。
「攻めるライブドア、守るフジテレビ」だの「ライブドア、フジテレビ支配の戦略」。
ライブドアはお金主義でフジテレビは人情主義。
傲慢な堀江社長といいおじいちゃん日枝会長。
あげくの果てに、放送される堀江社長の手にはライフルが・・・
なんじゃそりゃ。
大体ライブドアは別に敵対的買収とは言え、フジテレビを牛耳る・支配するような姿勢は見せていない。
ライブドアのビジネスポートフォリオを考慮してみても、マスメディアに次のビジネスチャンスを見出すのはなんら不思議ではないし、ましてフジテレビに対して敵対的な提案を持ちかけたわけでもない。
現在多くの企業が敵対的買収を含め、M&Aを重要な戦略として位置づけているが、この例よりも敵意のある買収工作なんて腐るほどあるだろうに。
そもそもテレビ会社は株式公開をするということを甘く見ている、というかちゃんと考えたことがあるんだろうか。
株式を公開するということは、資金の獲得チャンス増大や知名度、信頼性の向上といった面ばかりがあるわけじゃない。
株式を公開するということは、会社の所有権を分割して他人に譲る行為に他ならない。
当然自分勝手な経営はできないし、他社から経営に口を挟まれることは当たり前のようにある。
そこには「人情」なんて言ってられない厳しさが厳然として存在することをちゃんと心得ているのだろうか。
それが嫌ならそもそも株式公開なんてしなければいい。
未公開企業だって成功している会社はいくらでもある。
サントリー、富士ゼロックス、竹中工務店、朝日新聞・・・。
ビジネスにも人情は必要だと思う。
でも会社、仮にも公開企業を経営する責任者がそれを安易に口にしたり、言い訳にしてはだめだ。
そしてそれらを餌にしつつ、保身という下心が見え隠れするテレビ会社各社の報道は見苦しすぎてしょうがない。
ほりえもんは冷静に見れば「善良な企業に牙を剥く悪魔」じゃなくてむしろ「既得権益を守ろうとする旧体質と戦う若き青年」。
彼を否定するなら、日本企業が世界で戦うなんてちゃんちゃらおかしいよ。
参考までに↓
Zatsubun Blog
2005年02月16日
MSN メッセンジャーの罠
メッセンジャーをいつもどおり立ち上げると、最新バージョンのインストールが促された。
まぁ別に拒否する理由もないのでインストール。
その後、製品向上のためのカスタマーズなんちゃらに協力しろと言われ、
まぁ匿名ならいいかと思い、「はい」を選択。
するとどうだ。
インターネットエクスプローラーんにはMSNツールバーが自動的にインストールされ
ホームページにはMSNの設定のためのページに変更された。
しかもその設定ページで、「現在のホームページを保持する」にチェックして続行をするとまた同じページが開く。
何度やっても先に進まない。
なんじゃこりゃ。
わざわざMSNツールバーをコントロールパネルから削除して、
ホームページも設定しなおしました。
なんなのMSN?
これじゃどっかの悪どい有料アダルトサイトと変わらないじゃん。
天下のマイクロソフトがこんなんでいいのかよー全く情けない。
まぁ別に拒否する理由もないのでインストール。
その後、製品向上のためのカスタマーズなんちゃらに協力しろと言われ、
まぁ匿名ならいいかと思い、「はい」を選択。
するとどうだ。
インターネットエクスプローラーんにはMSNツールバーが自動的にインストールされ
ホームページにはMSNの設定のためのページに変更された。
しかもその設定ページで、「現在のホームページを保持する」にチェックして続行をするとまた同じページが開く。
何度やっても先に進まない。
なんじゃこりゃ。
わざわざMSNツールバーをコントロールパネルから削除して、
ホームページも設定しなおしました。
なんなのMSN?
これじゃどっかの悪どい有料アダルトサイトと変わらないじゃん。
天下のマイクロソフトがこんなんでいいのかよー全く情けない。