2005年11月

2005年11月04日

これが現実

朝会社に行くと一本のメールが流れた
"As you may already know, today is XXX-san's last day at XXX."
って知らないんですけど!
って言うか後ろに座ってるじゃん!
あぁまさかそんな・・・

僕が四月に入社して、今の席について、気が付けば隣接するバンカー5人全員がいなくなった
全員が全員辞めたわけではないけれど、本当に流動性が高い
そのこと自体はネガティブではないのだけれど、単純に寂しい
昨日まで、夜遅くになっても一緒にがんばっていた人が、次の日にはいなくなるという現実
寂しいなぁおい!

慣れていくのかなー
当分慣れそうにないなぁ

nao_hiko_ at 13:20|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2005年11月03日

ひとりとひとり

636af0d0.jpg一人でいるのは楽チンだけど
独りになるのは寂しいよね
さぁ明日なにしよう


nao_hiko_ at 00:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2005年11月02日

ありがたい

いやこの3週間、本当に大変な毎日だった
一日の労働時間は20時間を超え、週130時間以上、3週間で400時間を越えた
キャパシティはとっくにオーバー
担当しているプロジェクトの一つ本気でドロップアウトしそうだった
24時間働いても終わらなくてさ
まさににっちもさっちもいかなくて
悔しくて悔しくて

結局そのプロジェクトは先輩が本当に心広い人で、何も役に立てず足をひっぱりっぱなしだった僕を見捨てずに最後まで引っ張ってくれて、お陰でなんとかここまで漕ぎ着けられたのだけれど・・・
本当にその先輩と一緒だったからできたんだと思う
だめなところもキチンと指摘してくれて、それでいて怒りをぶつけるのでもなく叱ってくれて
(その時彼は体を壊していて、それでも仕事をたくさん抱えていて、精神的にも肉体的にもとてもつらかったはず)
そして次のチャンスが来たときに、どうしようか悩んでいる僕に向けて
「またとりあえずがんばってみなよ。期待してるよ。」
と声をかけてくれた
本当に頭が下がった
迷惑かけるだけかけておいて、こんな風に言ってはいけないのかもしれないけど、お陰ですごくすごく勉強になった
この頂いた恩を返すためにも、悔しい思いをした借りを返すためにも、次のチャンスには必ず期待以上の働きができるようにがんばりたい
そして将来、まだ見ぬ後輩と一緒に仕事をする機会があったら、その先輩のようになりたいと思えた

日々精進

nao_hiko_ at 00:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年11月01日

胸の内

日曜日に友人のお見舞いに行った
彼は想像もできないくらい大変な戦いをしている最中で、時々メール、電話はしていたんだけど、今回の入院でお見舞いに行ったのは初めてだった

途中本屋で書籍を購入
・春の雪/三島由紀夫
・功名が辻/司馬遼太郎
・ネクロポリス/恩田なんとか

さらに今まで食べたお寿司の中で一番美味しかった、銀座かねさかで、無理を言ってにぎりのお弁当を作ってもらう
食事制限が解けているらしいので、是非食べさせてやろうと思い

2時間くらい滞在
本もお寿司もとても喜んでくれた
特にお寿司は、「人生で一番うまい」って喜んでくれた
その姿を見てとても幸せな気持ちになった
手術が終わったらご馳走すると約束
絶対ご馳走するからな

そしていろんな話をした
日々の仕事の話とか、恋愛話とか、病気の話とか、人生の話とか
お互い本音を色々話すうちに、どんどん胸の内が開いていった
今まで誰にも話したことのない不安とか、苦しさとか、相手が病闘中なのにも関わらずたくさん話し
彼はずっと真剣に聞いてくれて、自分なりの思いを色々話してくれた

苦しさや辛さは、実際に味わった人でないと、想像は出来ても感じることはできない
その痛みの分だけ、人に優しく出来るようになるし、苦しんでいる人の話を汲めるようになる

苦しいときはある
それでも明日は来る
時間が経てば何かが変わる
今と同じことがずっと続くことはない

また明日からがんばっていこう
その言葉と共に握手を交わし、戦友であり親友である友人と病院の入り口で別れた

nao_hiko_ at 00:05|PermalinkComments(4)TrackBack(0)