峠越えiPodは買いません

2005年10月28日

真剣さ

一山、概ね越えました
後は運を天にまかせるのみ

お客さんから朝の4時過ぎにメールが入る
その日は徹夜だったとのこと

僕らの仕事はお客さんのために、資金調達をしたり、会社や事業部門の売買をしたりすること
僕らにとっては日々の仕事なんだけど、差こそあれ、お付き合いするお客さんにとってはどれもこれも一大事なわけです
何百億円、時に何千億円というお金を借りてきたり
生きている他の会社を買いに行ったり
自分の事業部門の一部を誰かに売り渡したり
普段は全く見えないけれど、蓋を開けてみれば生きている人がそこにいるわけで
彼らは本当に必死なわけです
失敗すれば会社はもちろん、自分の職にも関わることだから

投資銀行の仕事が激務なのも、そういったお客さんとお付き合いしているという面も大きい
自分の息子・娘が事故に遭って意識不明の時に、医者がきちんと仕事しなかったり、不誠実だったら頭にくるでしょう
それときっと同じなんだと思う

尋常じゃないフィーを貰ってるんだし、お客さんの期待に応えられるだけの仕事をしないとね

nao_hiko_ at 12:51│Comments(0)TrackBack(0)

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