2007年07月10日

再生

OB訪問を受けた
忙しい中でもこの時間が大切なのは
学生と交わすその一言一言が
今立つこの場所と
今ある自分の姿が洗い出すからだ

毎日毎日せわしなく働いて
気が付くと角が取れて丸くなった想いを
記憶を頼りにもう一度削りだす
今と昔は同じ自分でないから
当時と全く同じ姿が見えてくるわけでもなく
かっこつけたり美化したり大げさにしたり広げたりしてるかもしれなくて
それでもやっぱり大切な色や形は変わらないんだなって再確認するのです

今の自分を支えるような大切なことは大抵学生の時に考え感じていた
あの時ほど毎日毎日歩いてきた足あとを振り返り
その時に刻まれた感情を頼りに自分という人間を形作ろうとし
紡いでは解け
固めては崩れ
何度も自問自答を繰り返していた
時に迷い
そして頼り
色々な人と話す中で
自分という人間はやっぱり自分でしか認識ができないことに気づき
どんなに自分という形がもやもやしたものなのかも知らずにいたことに気づかされた
少しずつ少しずつ
積んでは削り
見つめては描き
その時の
その瞬間の自分を
両手に掴もうとしていた

あの時があるから今がある
色々な言葉を重ねるなかで
ほんの少しでも感じとって欲しいのは
再生されるその経験と
確認されるその想いなんだ


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