逃げられない手紙

2004年08月19日

ハングリー精神と限界

自分はかなり恵まれた環境で育ってきた気がする。

理解ある両親に育てられ(喧嘩もたくさんするけど。)
中学受験は前評判をひっくり返して第一志望に合格し
都内の私立で中・高。勉強は中の下くらいだけど、特に苦労せず
クラブ活動にも熱心に取り組み
大学受験は単願で追い上げ滑り込んで
大学では大切な仲間や友達に恵まれ
人並みに恋もして
自分の好きな勉強を素晴らしい仲間と一緒にできて、外部のコンペでも結果を残せて
就職活動も楽しんでいるうちに終えることができ
最後の学生生活も親に借金しながら充実している

もちろん苦労がなかったわけじゃない
受験ではいつも塾や予備校の日々だったし
部活の練習も進んで厳しくして
大学に入っても自ら手に負えないほどのハードスケジュールを組み
研究活動にも何度も学校で残留(徹夜)して取り組んだ

でも決定的な挫折というものをあまり味わっていない。
もしくはあまり覚えていない。
あえてあげるとすれば大学の自己推薦入試で2回連続で失敗したこと、キャパシティオーバーで大切なものを投げ出してしまったことくらいか。
そして今も後悔し続けているのはその後者くらいだ。
後悔しつつもあの時の自分ではどうしようもなかったとも思っている。
全体的に見れば階段を自分で作りつつ順調に上ってきた。
そして今にある程度満足している。

人は大きな挫折をしたときに、もがいて苦しみながらも、そこから何かを拾う
そして以前よりも大きく成長する
もしくは広く、大きくなる
それが心の広さになり、ハングリー精神になる

俺にはそれがない。
ないことはないが少ない。と思う。比べたことはないが。
ギリギリの状況になったとき、それが仕事であれ人間関係であれ、そこに限界がある気がする。

なんていろいろ考えたけどまぁいいやー!
限界が見えたらそこがまたスタートだっ!
今は行ける所まで行ってみよう
まる。

nao_hiko_ at 20:09│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by naoko   2004年08月20日 05:15
今日、地元の友達に会ってきたよ。
顔変わったねって言われた。
良いか悪いかは別として厳しい顔つきになったって。
別にあたしも大きな挫折とかないし、あったとしても覚えてない。
けど、最近無理して背伸びしてた部分があったのかも。
だから久しぶりに会った友達にそう言われたのかな。
前を見ること、そつなくいろんな事をこなすこと。
耐えること、這い上がること。
そんなことも必要だけど、思い切り泣く自分、だるだるの自分、そんな自分を出せる場所も必要なのかなあって思ったよ。

「完璧はクリエイティヴの敵だ。」

内定したとこの理事長に面接のときに言われた。
あたしは、自分で思うよりもずっと完璧主義者らしい。
なおひこもそれっぽいからこの言葉あげる(笑)
別にクリエイティヴじゃなくていいもんって返されちゃそれまでだけどw
たまのおせっかいくらい許して。

じゃ、またねん。
2. Posted by ナオヒコ   2004年09月01日 00:21
俺は完璧主義者に見えるらしい。
前にも言われたことあるよ

ただなんにでも完璧ってわけでもなくて。
適当なものに関してはほんと適当。
部屋とか汚いし。
遅刻よくするし。
まぁ一週間でも一緒に生活をしたらすぐ分かるw

一見意味のないことや、無駄に見えることから何かがうまれることっておおいよね
そして楽しいことは大体そういう中にある。
新しいことも。
なにかも。

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